歯がグラグラ揺れる！気のせい？

虫歯になっていないようなのに
歯が揺れる、これって気のせい？

自分で自覚するくらいの歯の揺れを感じるようなら
それは　気のせいではないでしょう。



子供の歯が生え変わりの時期で
乳歯がグラグラ揺れるのは成長の証拠です。


しかし大人の方の永久歯が揺れる場合、
もしかして進行した歯周病の可能性があります。



指で歯を動かしても0.2ｍｍ位の動きでしたら
健康な状態の歯ぐきで、生理的な範囲です。




歯が揺れる他に、このような症状はありませんか？

・口臭がひどい
・硬いものが噛めない
・揺らすと痛い、　　　
・歯が長く見える
・歯と歯ぐきの間にものが挟まる、
・歯と歯ぐきの間から膿が出てくる　など

歯が揺れるほかに
このような症状がある方は
歯周病が進行しているという可能性が大きいです。



歯は歯ぐきの骨に埋まっていますが、
歯周病が進行すると、
歯周病菌によって歯ぐきの骨が溶かされていき
歯を支えれなくなることで
ぐらつきを感じるようになります。



歯自体はまだ噛める歯でも
土台が軟弱だどしっかりと噛むことができません。

例えると、泥沼に立つ柱のようなものです。




”歯が揺れている”という自覚症状があるなら
まず歯医者さんにいくことをおすすめします。



歯が揺れる状態を放っておいても
状態が悪くなるだけです。



まずどうして揺れがおきているのか？
レントゲンを撮ったりして
その原因を解明をしてもらいます。



多くの場合、歯周病が原因ですが、
歯が割れたことが原因だったり、
子供や若年層だと、外的が原因だったり、矯正治療後だったりと
人によって要因が異なることもあります。



歯が揺れているけど、
歯医者さんで痛いことをされたり抜いたりするんじゃないか？
と恐怖心からなかなか足が向かない方も
いらっしゃるかもしれません。




他の歯を守るためにも
ひどいグラつきの歯を抜くことも確かにあります。



ある程度の揺れの場合は
歯科用の接着剤で固定する治療もあります。



揺れていても必ずしも抜くとは限りませんので
抜歯は最終手段として
できるだけ歯を残す治療をしてくれる
歯医者さんを選ぶことも大切です。



大切なのは
今後の歯ぐきの状態の改善をするために

①定期的に歯医者さんで歯石を除去してもらう
②正しいブラッシング法を確認する
③②を毎日行うことです。




ブラッシングは「歯を磨く」というより
「歯ぐきを優しくマッサージする」というイメージです。

あなたに合ったブラッシング法を、歯医者さんで確認してもらうといいでしょう。



日頃の自分でできるブラッシングケアと
専門家による定期的なケアの両側面から
歯周病の原因である歯石と歯周病菌に
対処していくようになります。



最後までお読み頂きありがとうございます。

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タグ：歯が揺れる 歯がグラつく 歯が動く