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虫歯は感染する? [虫歯]


虫歯は虫歯菌によって発生します。

では虫歯菌はどこからくるのでしょうか?



産まれる前の赤ちゃんの口の中には虫歯菌は存在していません


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産道を通るときにいくらかの細菌が入ることは確認されていますが、
生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はいません。




虫歯菌は生まれた後の生活環境で感染していくのです。
赤ちゃんの歯が生え始める6か月前後から虫歯菌を確認することができます。




赤ちゃんとの接触が多い、お母さんやお父さん、保母さんであることもあります。

虫歯菌の多い両親だと、赤ちゃんにも虫歯ができやすい口腔環境になります。



そのため、赤ちゃんとのスキンシップや口移し、箸やスプーンの共有を止めたという親御さんもいらっしゃいます。
しかし、保育の上で必要な場合もあるかもしれません。



ここで効果のあるのが、キシリトールガムです。


今ではスーパーやドラッグストアでも簡単に手に入りますが、
歯科医院専売品とは全く異なるものです。


お店で買うものにはキシリトール以外の甘味料も使われていますので、せっかくのキシリトール成分は薄いのです。


xylitol02_03.png



しかし歯科医院専売品の場合、
甘味はすべてキシリトールを使っていますので、
食後に噛むと、虫歯菌の繁殖を抑える働きをしてくれるのです。



注目!


ある実験で、虫歯の多いお母さんたちに
食後キシリトールガムを噛んでもらうグループとなにもしないグループにわかれ
赤ちゃんの口の中の虫歯菌の様子を調べました。


するとガムを噛んでいるお母さんの赤ちゃんには
少しの虫歯菌であることがわかりました。


お母さんには赤ちゃんが2才になるまでガムを噛んでもらいましたが、
3~4才になった子供の口の虫歯菌は少ないままでした。


母親の口の中の虫歯菌数を減少を維持すると、 虫歯菌は感染しにくくなるという実験結果です。


また虫歯菌の代わりに善玉菌が広がったことで虫歯菌が感染しにくくなったと
考えられています。



食後にガムを噛むだけなのに、赤ちゃんとのスキンシップを保ちながら
虫歯菌の感染を防ぐことができるのです。



ただし、キシリトールガムが主体と考えず、
もちろん普段の歯磨きは大切であることをお忘れなく。


生えたての歯はまだ柔らかく虫歯になりやすいので、
赤ちゃんとともに赤ちゃんの口の中の環境も守ってあげてくださいね。



最後までお読み頂きありがとうございます。


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